【効率最優先】利回りの最も高い投資先は何?【投資すべき優先順位が高いもの3選】

【結論】最も利回りが高い投資先とは?

Nagataです。

皆さんが興味のある投資対象先は何でしょう?株式や不動産などジャンルは様々ですが、結局は「利回りが最も高い」投資先を選びたいですよね。

そこで今回は”最も利回りが高い=最も効率が良い”ものを3つ厳選しました。結論から書くと以下の3つが投資効率が高いものランキング上位3位になります。

①自分への投資
②不動産への投資
③株式への投資(ただし投資対象は米国)

「自分への投資」という言葉を見て、「なんだよ自己啓発系の話かよ」と思った皆さんちょっと待ってください。これにはしっかりとした数値を伴った根拠があります。少しだけ我慢して読んでみてください。

皆さんの興味がもっとも高いと思われる、③株式への投資から逆順に解説していきます。

株式への投資(ただし投資対象は米国株式)

皆さんは株式への投資を経験したことがあるでしょうか。投資するときの基本的な利益を得る方法は以下の2種類です。

・投資した株の価格が上昇することで利益を得る
・投資した株からの配当=利益を得る

国内には上場銘柄が約3,700社あります。例えばこの中の1つの株式をあなたが購入したとします。その株価が上昇していけばそれに応じてあなたが所有する株式の価値が上がることになります。価格が上昇した後に株式を売却すれば、

「売却金額ー購入金額=利益」
の収入を得ることができます。(キャピタルゲインと言います)

一方で、株式は一定の期間で配当と呼ばれる会社が得た収益を分配する制度があり配当が得られる権利が確定する日にあなたが株式を所有していればその配当を手に入れることができます。

通常は1株当たり0~数百円の配当単価が設定されています。そのため、配当が得られると

「株数×配当単価=配当金」

の収入を得ることができます。(インカムゲインといいます)
ただし、株式の価格は上昇するだけでなく当然下落することがあります。

そうなると、利益でなく原本割れ=損失が発生する場合があります。

1社だけに集中して投資するとその会社の業績が悪くなった時にはそれだけで大きな損失が発生しますね。

そのリスクを避けるために、複数社の株式に分散して投資するのが一般的な方法です。ですが、複数社の株式を自分で選択して購入することは手間がかかるし、適切な株式を選べているかもわかりません。

そこで、そのリスクを減らす方法としてインデックス投資と呼ばれる投資信託などを利用した投資手法があります。インデックス投資信託では日経平均などの指数(インデックス)に連動するように株式を分散させることでリスクを分散しながら一定のリターンを見込むことができます。

例えば国内の代表的な指数である日経平均の過去10年間の平均利回りは年率約1.57%です。
100万円を1年間投資すると平均して1.57万円のリターンが得られることになります。

一方、アメリカの代表的な指数であるS&P500の場合、平均利回りは年率約6.98%になります。

この数値だけを見ると日経平均と比較して大きな差はないように感じますが実際に計算してみると大きな差があるのがわかると思います。下の計算結果を見てみてください。
(出展:楽天証券 積み立てシミュレーション)

10年間、毎月1万円を投資した時の結果です。左が日経平均への投資、右がS&P500への投資結果です。日経平均が約130万円なのに対してS&P500だと約170万円になっていますね。
S&P500が日経平均の約1.4倍になるという結果がえられました。元本を除くリターン部分だけを見るとなんと約6倍になっています。
これを20年、30年と比較していくと雪だるま式に差が増えることになります。

数%の差が長期間ではこのように大きな違いに結びつくんです。複利の力はすごいですね。。。

不動産への投資

株式での利回りはS&P500で年率約7%程度でしたが、不動産への投資の利回りはどの程度でしょうか。
国内での不動産投資の利回りは数%~10%程度が一般的です。株式投資に比べると大きな利回りを取ることもできる数値になっていますね。
もちろんメリットだけではなく以下のようなデメリットもあります。
・不動産価値の下落
・災害による損害
・不動産を入手するために多額の費用が必要
一般的に不動産を得るためには少なくとも数百万円以上の費用が必要になります。普通のサラリーマンではこの費用を自分だけで用意するのは困難ですね。
さらに、不動産価値の下落や修繕費用・税金の負担、災害による損害リスクはすべて所有者に降りかかってきます。
これらのデメリットを負いながらリターンを得るわけですが、サラリーマンに対しては非常に荷が重いですね。

自分への投資

そこで結論としておすすめなのが自分への投資を行うことで自分自身の市場価値を高める方法です。
皆さんが持っている一番の資産は何でしょうか。株式、不動産、金や仮想通貨などなどさまざまな資産がありますが、ほぼ全員にとって最も大きな資産は自分自身です。
サラリーマンの生涯年収は約2~3億円程度と言われています。労働期間が長くなっている現代においてはさらに価値が上がりますね。
私たちには将来それだけの資産を稼ぐことができる能力(資産)があるわけです。
しかもこの能力はその人のスキルや職業によって簡単に変動します。
株式への投資や不動産投資はリスクを負いながら数%~20%程度の利回りしか得られないのですが、自分への投資で自分自身の市場価値を高めれば年収換算で数百万円上げることは普通に可能です。
もともとの年収が400万円程度の場合それだけで倍近くに年収が上がる可能性が普通にあります。
・コストが圧倒的に低い
・リスクがない
・自分自身の成長につながる
・将来的にも損害(価値が減ること)がない
などなどメリットを上げればキリがないですね。
例えば私は現在、研究開発職で好きな仕事に没頭できる環境で働けているのですが職場以外でも仕事のことを考えどうやれば生産性がさらに高くなるか、もっとスキルアップできるか、もっと楽しく仕事ができるかを考えることも多いです。
仕事が終わり、子どもを寝かしつけ、家事を一通り終えてからも技術書を読むことやスキルアップのためのトレーニングをほぼ毎日続けています。
私の会社では年に1回査定があり、そこで成果によって職務上のランクのようなものが上がったり下がったりするのですが今年は2階級の昇進をすることができました。年収にすると50万円強のアップです。
このように自分への投資をすることで、自分の会社に評価してもらえれば年功序列制度が非常に強い日本でもある程度の年収アップが見込めます。
今の会社で評価されなければ転職するのも一つの手ですよね。
転職は自分自身の市場価値を最大化するための手段です。
・自分が好きな仕事だから常に没頭できる
・没頭するからスキルアップする、専門性が身につく
・仕事の能力が高まって市場価値が上がるから年収も高くなる
・モチベーションがさらに湧いてもっと仕事に没頭できる
という正のループが描けると自分自身のスキルアップが加速度的に上がりますね。

まとめ

以上、投資すべき優先順位が高いもの3選でした。
コロナ禍からの経済回復が進む中で、投資がブームとなっていますね。
投資を行うことで、資産形成を進めることは非常に重要ですが年率換算では数%の成長率です。
それよりも自分自身への投資を行うことで、自分の市場価値を高めて
「自分を高く売る」ことの方が圧倒的に効率が高いと私は考えています。
自分が好きなもの、興味があるものに没頭しながらスキルアップできる仕事ができることは
非常に幸せですよね。
まずは本を読むことやネットで情報を検索することから自己投資をスタートすることをお勧めします。
高い情報商材を買う必要は全くありません。
自分ができることからまずは一歩を踏み出しましょう。
ではでは。

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