TSMCってどんな会社?将来性はあるの?【国内での株の買い方と関連銘柄情報】

TSMCってどんな会社?

皆さん、TSMCという会社はご存じでしょうか?

世間一般的にはあまり知られていないですが、台湾に本社を置く世界No.1の半導体メーカーです。

正式な名前は Taiwan Semiconductor Manufacturing Co.,で、頭文字を取って「TSMC」と呼ばれています。台湾内では、圧倒的に規模が大きく時価総額第1位の企業です。私の知り合いの台湾人曰く、「TSMCがつぶれるときは台湾がつぶれるときです」というくらいの国を代表する企業ですね。

2020年の売上高は4兆9600億円、純利益は1兆9162億円、2021年も純利益は前年同期比19%増の約5350億円と非常に好調で、このまま推移すれば純利益が2兆円を超える確率が高いです。

社名の通り、半導体メーカーなのですが他社から設計依頼を受けて工場での製造のみを行うという「半導体製造ファウンドリ」というビジネスモデルを取っています。主な顧客はAppleなどの自社では工場を持たない「ファブレス」と呼ばれる企業です。

TSMCの事業の将来性は?

2020年からのコロナ禍で、世界的に巣ごもり需要が増大した影響でPCやスマホ、ゲームといった半導体が使用されるデジタルデバイスの需要が急激に増え、売上高・純利益ともにここ1年で大きく増加しています。

さらにその傾向は2021年も続き、半導体需要が落ち着くのは再来年の2023年と予測されています。

また、2021年内にはアメリカでの大規模な工場着工も予想されており、4/15の1Q決算発表では年間設備投資額が約280億円から約300億円に増加することが発表されました。この工場では最先端の3nm微細加工プロセスで製造される予定です。このプロセスで半導体が製造可能になると予想されている企業は世界に2社のみでTSMCとサムスン電子のみです。

売上高ではTSMCがサムスンを大きく引き離しており、今後も安定的かつ大幅な成長が予想されているため将来性も高いですね。

TSMCの株の買い方は?国内で購入できるの?

それほど将来性が高く、製品の需要が高い企業であれば今のうちに株式投資したくなるのではないでしょうか。

TSMCは台湾国内の証券市場およびニューヨーク証券市場でADR銘柄として上場しているため国内からも購入可能です。どちらの株式に投資しても大きな違いはありませんが、購入の利便性からニューヨーク証券市場での購入がおすすめです。証券会社の銘柄検索からコード「TSM」を入力すれば検索されます。

国内の証券会社については、楽天証券がおすすめです。オンラインでの口座開設が可能なため、口座を持っていない方はまずは口座作成をお勧めいたします。10分以内程度での口座開設が可能です。口座開設方法については以下の動画がわかりやすいです。

【完全ガイド】楽天証券・口座開設のやり方&積立NISAの始め方

4/18現在のTSMCの株価は以下の通り118.84ドルと、日本円で約1万3千円ほどとなっています。決算直後で値動きの変動があまりないため今後の業績次第では値動きが激しくなるかもしれません。

ちなみに私も既に複数株購入しており、今後も長期的に保有予定です。

※このブログでは特定銘柄の購入推奨はしておりません。投資は自己判断でお願いいたします。

ではでは。

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